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子犬の時から気をつけよう − 腸内フローラ その1

腸内細菌、腸内環境という言葉を
聞いたことがあると思います。

お腹の中には善玉菌、悪玉菌がたくさん住んでいて、
この菌の種類や数・バランスなどを総じて
「腸内フローラ」と呼びます。

みなさんは、赤ちゃんや子犬のウンチは
あまり匂わないのはご存知だと思います。

これは、生まれたばかりの動物の腸は善玉菌が一杯で、
ミルクなどの栄養分を無駄なく消化・吸収しているからです。

また、悪玉菌から発生する腸内の腐敗産生物質
(アンモニアやフェノールなど)がほとんどありません。

ところが、この腸内フローラは年をとって、
食生活が変わるとバランスが崩れてきます。
私たちは、カルピス腸内フローラ研究所の
協力でワンちゃんの腸内フローラの研究を行っています。

私たちが行っていたワンちゃんの腸内細菌の研究の中で、
面白いことが分かってきたのですが、
生後3ヶ月の子犬の腸内善玉菌(ビフィズス菌の一種)は
充分に多いのに対して、
生後5年の成犬では腸内の善玉菌がぐっと少なくなっていました。
(第28回動物臨床医学会2007にて発表)

これは、私の手元にある専門書
「乳酸菌の科学と技術(学会出版センター)」
にも記されていることとほぼ一致していました。
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